Profile
ユニセックス
2016年発売
シトラスタイプ
特徴的なノート:フローラルノート
香りの構成:
トップノート:プチグラン、ベルガモット、タンジェリン、レモン、グレープフルーツ
ミドルノート:ティー、ネロリ、オレンジフラワー、スモーク、ウッディノート
ラストノート:バニラ、ミルラ、アンブレット、ベンゾイン、オークモス
ネロリのフレッシュでピュアな印象とミステリアスをほんのり漂わせる作品。
今でもゲランは女性たちをより美しくするために追求し続けています。1828年にフレグランスメゾンとして誕生したゲランが、これまで発表した香りは1100以上。「時代を見据え、想像力を駆使し、情熱を持って、美という真の芸術を創り上げること」を礎とし、女性たちに斬新な美を約束してきました。特別な最高級原料を求めて世界中を駆け巡り、ゲランのフレグランスが奏でる香りの旋律を創り出しています。
そんなゲランのL'ART & LA MATIÈRE(ラール エ ラ マティエール )コレクションより2016年に発売された作品です。
このコレクションは、調香師たちの手によって芸術に昇華された、美を愛する人へ贈りもの「最高傑作の真髄」とも言われています。創業以来のゲランの精神である、「美への探求心」を体現。最も高貴で稀少な素材に芸術的な感性と情熱を傾け続けます。
ボトルは、1870年代に使用されていたゲランのスクエアボトルにインスパイアされており、メゾンと深く関わりのあるガラス工房のポシェ デュ クルヴァルによって製造。ボトルはパーソナライゼーションも可能でありユニークなカスタマイズが特徴的です。
そんなコレクションの一つ、Neroli Outrenoir(ネロリ ウートルノワ)のテーマは「ネロリの矛盾した香り」。ネロリの明暗法による解釈した作品です。
「驚くほど純粋なネロリは、白と黒、無垢と神秘のコントラストの中で再解釈されています。」
絵画に例えるならば、ピエール・スーラージュの「黒を超えた黒」です。絵画の作品のスタイルのように、暗闇の中に新たに見つけられた白い輝きをもたらします。ゲランの調香師は、暗闇から唐突に放たれた光の輝きを描いたこの画家の傑作からインスパイアされ創作した作品です。
ネロリ ウートルノワは、特別なオレンジブロッサムを手摘みし、チュニジアのナベウルで蒸留しています。 ネロリはゲランのメゾンの創業時から使われている素材で、1853年以来のアイコンであるオーインペリアルのシグネチャーを生み出しています。
香りは、相反する素材から明暗の香りが生まれ、誘惑的でミステリアスな余韻を残します。輝くネロリが、深く濃いスモークティーに溶け込みます。
「https://www.guerlain.com/jp/ja-jp/p/lart-la-matiere-neroli-outrenoir-–-eau-de-parfum-P017910.html」
ゲラン公式より引用
香りは、フレッシュで瑞々しいシトラスの香りから始まり、プチグランを効かせながらも次第にネロリ、オレンジフラワーの香りが優しく広がります。摘みたてのフレッシュなネロリを連想させながらもベースのウッディの香りが、ミステリアスな雰囲気をほんのりと漂わせます。
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