Habanita(ハバニタ)/Molinard(モリナール)


Profile

レディース

1924年発売(2012年)

オリエンタルタイプ

特徴的なノート:アンバーノート、パウダリーノート

香りの構成

トップノート:ゼラニウム、ランティスク、プチグラン・ビガラード

ミドルノート:ベチバー、ジャスミン、イランイラン、シダーウッド 、ナツメグ、ヘリオトロープ、ローズ、ミモザ

ラストノート:ムスク、サンダルウッド、パチュリ、オークモス、アンバー、バニラ


ハバナの魅力、タバコや葉巻を連想させるオリエンタルタイプの香り

1849年、南仏プロヴァンスのグラースにて設立したMOLINARD(モリナール)。グラースは、香料の産地、香水の街としても有名です。モリナールは現在グラースを代表する香料会社の一つとされ、伝統・格式のあるブランドです。また古い香水瓶のコレクションも鑑賞できるような香水は靴武官が有名です。家族経営を貫き、フローラルウォーターやコロンなど、地元グラース産のハーブや花を使用したナチュラルな香りを手掛けています。

 

そんなモリナールより、1924年に発売された「ハバニタ」。キューバの首都、ハバナの魅力を表現した作品。植民地の時代を経た後、1920年代にアメリカで禁酒法が施行されると富裕なアメリカ人達はハバナに別荘を持ち、カジノや高級なクラブで賑わい、1959年のキューバ革命までラテンアメリカで繁栄を謳歌した都市だったようです。タバコや葉巻を連想せさせる香りは、タバコやレザーのなめらかさにパウダリックな香りがまるでタバコのスモーキーで煙を連想させるよう。クラシカルでモッシーな印象をもたらすオリエンタルタイプの香りいです。

 


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