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人気の定番商品から新作まで34種類の香水をパリで学んだプロが分析し検証。
世界中の誰もが知っているファッション有名ブランドCHANEL(シャネル)。
シンプルでエレガント。実用性を伴ったファッションスタイルで女性に自由を与えたブランド。
そんなシャネルから有名な香水としてNo5(ナンバーファイブ)が挙げられます。日本でもテレビCM、都内の街中ではPR広告が様々なところで見かけます。1921年に発売したのにも関わらず現在に至るまで、世界の香水売上ランキングトップ3に長年ランクインされるほど愛され続ける人気の香水です。シャネルというブランドやココ・シャネルが好きだけど自分に似合うものはないかなと思っているあなたに必見です!今回はシャネルの香水に絞り香りの傾向を分析検証をしてみました。
シャネル香水の特徴
今回はシャネルから現在発売されているユニセックス、レディースの香水34種類を対象としています。その34種類のストーリーやイメージを整理してみると、シャネルが生む香水は彼女自身であること。彼女の価値観によって生まれるものであるといえます。
シャネルの精神、考え、取り巻く環境など様々な視点から彼女を照らし合わせているのです。まるでシャネル自身がブランドアイコンであることをまさに語っているかのように。香水を追うことで彼女の歩んできた人生を辿ることができます。
香水一覧
今回検証した香水はこちらです。
- 1932
- 31 Rue Cambon
- ALLURE
- ALLURE SENSUELLE
- BEIGE
- BEL RESPIRO
- BOIS DES ILES
- BOY
- CHANCE
- CHANCE EAU FRAICHE
- CHANCE EAU TENDRE
- CHANCE EAU VIVE
- COCO
- COCO MADEMOISELLE
- COCO NOIR
- COROMANDEL
- Cristalle
- CUIR DE RUSSIE
- GABRIELLE
- GARDENIA
- JERSEY
- LA PAUSA
- MISIA
- N゜18
- N゜19 POUDRE
- N゜22
- N゜5
- No19
- No5 L'EAU
- PARIS BIARRITZ
- PARIS DEAUVILL
- PARIS VENISE
- SYCOMORE
印象の傾向
シンプルでエレガントと言うブランドスタイルなのでほとんどの香水がエレガントと思いきや、全体的にはエレガントの傾向ですが、シリーズなどで少しずつ表情を変えています。
中でも、レ・ゼクスクジフ シリーズという、シャネルの永遠のスタイルとエレガンスを象徴するものを創作しているシリーズでは、香りも全てエレガントにあたります。その他のシリーズは女性には多面性があります。それは時にセンシュアリティさを。時に女性らしい華やかさを。その多面性のどの部分を切り取っているのかによっても異なるため全てがエレガントの傾向になるとは限りません。
香りの傾向
濃厚でボリュームがあるものより透明感がある輝きをもたらすようなものが傾向として挙げられます。そしてその時代に生きる女性へ向けているので、発表された年代が古ければクラシカルに、最近発表されたものであればモダンに感じます。
シーンの傾向
ブランドコンセプトのエレガンスがポイントのためリュクス傾向が多いと見られますが、女性には香水は欠かせないものと言うシャネルの考えが現れ、時代とともに使いやすさと、カジュアルすぎずエレガンスを感じる調和が取れるもの、節度ある好印象に見られるものが多く、エレガンスの場でも通用する、普段使いしやすい欠かせないアイテムだといえます。
まとめ
今を生きる、自由にやりたいことをやる。そんな女性へ捧げたシャネルの香水。
エレガンスを基盤とし、その上で女性のどの部分を切り取り見せているのかによってあなたに似合う香水が絞り出せます。是非自分に合う香水を見つけてみてください。