ACQUA DECIMA（アクア デシマ）/EAU D'ITALIE（オーディタリー）

ユニセックス

2013年発売

シトラスタイプ

特徴的なノート：アロマティックノート、フローラルノート

香りの構成

トップノート：レモン、マンダリン、ミント

ミドルノート：ネロリ、プチグラン、へディオン

ラストノート；ホワイトウッド、ベチバー

【ブランドについて】

イタリア、アマルフィ海岸、美しい街の“ポジターノ”。

そのポジターノの象徴と言われるイタリアンスタイルの代表格とされるラグジュアリーホテル『レ シレヌーセ』。

セルサーレ家の所有の邸宅が、1951年ホテルとして改装されました。

18世紀半ば、この一族から、大使やナポリのアーチビショップ（キリスト教の高位の聖職者階級）、ポジターノの市長までも輩出しています。

今も世界で最も個性あふれる一流ホテルに仕立て上げた伝統を守り続けています。

2004年、イタリアの半世紀以上にわたる伝統を守りスタイルを継続してきたことを記念して、「レ シレヌーセ」は最初のフレグランス、オーディタリーを発表しました。そして、コレクションのブランド名となります。

オーディタリーは、世界で最も優れた一流のパフューマー"ノーズ"と協力し、最高品質の素材のみを用い、常に現代的で、独創的、かつ刺激的なフレグランスとボディケア製品を創作しています。

【作品について】

2013年に発売されたACQUA DECIMA（アクア デシマ）。

イタリアの精神を讃えた地中海特有の香り表現した作品です。

それは、私たちの心の中にある太陽のような気持ちを。

香りは、レモンの弾ける香りに、ミントをしっかりと効かせてスッとしたシャープな印象を与えながら、ネロリやプチグランのビターで爽やかなフローラルの香りへ導きます。

まさに心を一気に晴れやかにしてくれるような作品です。

オレンジの木から採取される、ネロリ、そしてプチグラン（プチグレイン、プチグラン・ビガラードともいいます）の要素がたっぷりと入っています。

そこに、オレンジを使わないところが地中海の特有さやネロリの香りの特徴と良さを描いているように思います。

アロマを学んだことがある人はわかるとは思いますが、ネロリはとても高貴、高価格です。でも香水では、赤ちゃん用のフレグランスに用いられたりするなど二面性があります。高貴だけど親しみやすい香りこそがネロリの魅力です。

ボトルカラーはライトブルーでもありますので、地中海を連想させながら、涼しく爽やかな印象を与えてくれる香りだからこそこの色を選ばれたんだと思います。

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